鉛筆は持てるかな?

小学校に入学すると,鉛筆を使って書くことが増えます。

さて,お子さんは鉛筆をどのように持っているでしょう。

1年生では鉛筆の持ち方を学習しますが,実際には,入学前に鉛筆の持ち方が固まってしまっている子が多く,なかなか持ち方は変わりません。そして,当初はそれほど学習に支障も無いので,そのまま定着してしまうことがあります。

しかし,学年が上がるにつれて,書字数が増え,文字は細かくなり,更に学習時間も長くなってきます。すると「勉強は疲れる。」「手が痛くなる。」「字を書くのが面倒。」という理由の一つに,鉛筆の持ち方によるものも出てくるのです。

まずは,幼児のときに,書字に適した鉛筆の持ち方を覚えられるようにすることが大切だと思います。

また,学年が上になって指先の力がつき,手先も器用になってくれば,本人が「鉛筆の持ち方を直そう!」と思ったときに案外簡単に直すことができます。

本教室や幼稚園放課後教室「のびっこクラブ」に通ってくださっている幼児のお子さんには,鉛筆を持つときに補助具を使ってもらっています。また,本教室に通ってくださっている小学生のなかで,現在3人のお子さんが,鉛筆の持ち方を直すトレーニングをしています。

手も体も疲れずに,芯先がよく見える書きやすい状態で学習に取り組めるようになってほしいです。

Follow me!