がんばれ!2年生②~長さ~
画数の多い漢字や引き算の筆算をクリアしてきた2年生!次の難関は,算数「長さ」の学習です。
まず,竹尺を使っての長さの計測が難しいです。
視覚的認知の苦手なお子さんはなおさらです。「1cmのいくつ分」を数えているつもりなのに,1cmの大きさが適当になってしまう場合もあります。

1cmや1mmの長さの感覚がつかめるまでは,目盛り付きの定規を使って学習してもよいと思います。

一気に「長さ」の学習が簡単に,分かりやすくなります。
目盛りの所が透明の定規が使いやすいです。上の写真の定規は,1cmごとに淡く色がついていたり右からも目盛りがついていたりする優れものです。
「スタートに0の目盛りを合わせてね。」と教えておくと,ものさしの途中から測り始める問題でも正しく読み取れます。
目盛り付きの定規で学習して1cmや1mmなどの感覚がつかめてくれば,竹尺でも正しく測れるようになっていきます。(あくまでも「長さ」の学習であって,竹尺の学習ではないので)お子様に合わせて,負担無く楽しく長さの学習を進められるように,道具も上手に使ってよいと思います。
※写真の問題は「算数習熟プリント 小学2年生 大判サイズ」(発行所:清風堂書店)より