のびっこクラブ~ひきざんにちょうせん~

2月3日・10日の「のびっこクラブ」は、ひきざんにふれてみました。
積み木や色板を実際に動かしてみて、「減らすといくつ?」を考えてみました。
日常生活のなかでも、「プリンいくつ残ってる?」とか、「みんなに みかんを一つずつあげると、いくつあまる?」など、引き算で考える場面は、たくさんあります。普段から、「数」や「量」、そしてそれらを扱うときの「言葉」(のこる・あまる・足りない・あといくつ、など)に、積極的にふれていきましょう。
また、以前は小学校の算数で、「計算が苦手な子には、お金で考えさせると分かりやすい。」などと言われたことがありましたが、最近は、現金をもって自分で買い物をする、という経験が少なくなってきているためか、「おつり」が分からないお子さんもいるようです。
先週、1年生の算数の学習で「…おつりはいくらになるでしょう。」という文章問題をやったところ、「おつりって何?」と数人のお子さんに尋ねられました。一方で、同じ問題をすらすら解いたお子さんに、「おつりって何だか知ってる?」と聞いてみたら、「あたりまえじゃん!」という返事。おつりを知らない子が多いことを話したら、「ええっ!」と驚いていました。
行動制限が続いた3年間でしたが、日常生活の中で積むことのできる様々な体験について、改めて見直していきたいものです。
最後に、ひきざんの学習で使った色板で遊びました。

※次回の「のびっこクラブ」は、2月17日(金)午後2時10分から2時40分の予定です。