のびのびレッスン 6回目

~下妻いずみ幼稚園~
年中児クラス・年長児クラスでの「ことば&かずであそぼう!」の6回目です。

今回は,数の大きさ比べと斜線と折れのある平仮名や形に親しむ学習です。

「赤玉と白玉,どちらが多く入ったかな。」
みんな口々に,「あか!」「しろ!」と楽しそうです。
「どうしたら比べられるかな。」と聞いてみたところ,年長児クラスでは「数える!」という考えがすぐに返ってきました。さすがです。
「ひとつ,ふたつ,みっつ…やっつ,ここのつ。」と和語で数えてみました。数名の子が和語での数え方を知っていて,みんなをリードしてくれました。ちょうど今,小学1年生が国語の学習で苦労しているところです。ぜひ,ご家庭でも意識的に使ってみてほしい言葉の一つです。
ここでは,赤も白も九つ。「9」で『同じ』ということを確認しました。

次は,『ちがい』です。
おさるは「1ぴき,2ひき…」,バナナは「1本,2本…」と数えました。

「バナナの方が多い!」と分かりました。
年長児クラスでは,「バナナの方がいくつ多いの?」と聞いてみました。子ども達の多くが「10本!」と答えます。これは1年生でもよく聞かれる答え方です。
さっきの赤白の玉を思い出させて,「8までは,おさるとバナナの数は『同じ』。『ちがい』は,余った分のバナナ2本。」と確認して,「バナナの方が2本多い。」という言い方を練習しました。

後半は,ジグザグの線の運筆の練習をして,「く」「へ」の平仮名の練習をしました。年中クラスでは,体全部を使って「く」「へ」を空書きして,斜めの線の向きや折れるときにちょっと止まることなどを確認しながら楽しみました。

最後に,斜線や螺旋を使った形の模写をしました。筆記のための基礎がどのくらい身についているのかや,得手不得手が分かります。これからの指導の参考にさせていただきます。

次回は,11月12日(火)の予定です。

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