家庭学習ができる子

小学校の臨時休校から,そのまま春休みへと,小学生は長期のお休みを過ごすこととなりました。みなさんお元気でお過ごしでしょうか。
こんなときだからこそ,身につけたいのが家庭学習力です。
「家庭で学習する」ということは,「自分で学習する」ということでもあります。先生も友達もいないなかでの学習を支えるのは,本人の「やる気」です。
まずは,自分を知りましょう。(自分の力)
やりたいもの,やりたくないもの,得意なもの,苦手なもの…
何分でどの位の量をこなせるのか…
集中していられる時間は?
次にやるべきことを考えましょう。(学習内容)
どの学習を いつまでに どれだけ やるのか・やりたいのか・やるべきなのか…
それから,学習する時間を考えましょう。(学習に費やせる時間)
1日のなかで,いつ,何時間やるのか・できるのか…
1週間のなかで,何曜日に何時間できるのか…
休憩時間や勉強お休みの日は?
計画通りにできなかった分は,いつやるのか…
そして,これらを総合して,1日の学習計画と1週間の学習計画,休業中の全ての学習計画を作ってみましょう。(学習の見通し)
計画倒れにならないようにするためには,「できなかった分をやる日」を設けるなど,計画通りにできないことを想定してつくることも大切です。
これらのことができるようになると,中学校での中間・期末試験対策や受験勉強も計画的にできるようになります。更に,学習以外の面でも,見通しをもって取り組めるようになるかもしれません。
また,「学習」は「学校の勉強」に限ったものではありません。「学びたいもの」であってよいのです。
この長期休業に,ぜひ,自分に合った家庭学習のやり方をあれやこれやと模索してみてください。
「やる気」は,みなさんの内にあるもの…。わたし達にできるのは,みなさんの「やる気」を引き出したり,支えたりするお手伝いです。
※2020年度5月より,認定こども園下妻いずみ幼稚園様で,小学1・2年生対象の家庭学習教室を行うことになりました。
・毎週金曜日 午後3時~3時45分
・募集人数 6名
