がんばれ!2年生~ひき算の筆算

今年も 年長さんがレゴで作ってくれました

これまで順調に学習に取り組んできたのに,ひき算の筆算で苦戦している2年生達がいます。

できないわけではありません。

時間がかかったり,誤りが多かったりするのです。また,算数が得意なお子さんなのに,宿題に取り組むことを億劫がる様子が見られたりもしています。昨年度までの2年生と比べると,やや苦労している子が多いように感じます。

昨年度の今頃は,まだ休校中でした。今の2年生は,そのときの1年生。入学式後,ずっと自宅で学習をしていた子供たちです。6月から夏休みもなく,頑張って学習に取り組んできました。そして予定されていた学習内容は,昨年度末までに,きちんと終えています。

それでもやはり,学習内容の「定着」という面で,不十分なまま,猛スピードで授業が進んでしまったところがあるのかもしれません。

特に,1年生では,1学期の教材である「数の分解・合成」や「1桁の計算」は,普段なら夏休みも含めて十分に反復練習をして,すらすらと唱えられるようにします。それから,2学期後半に20までの数の計算へと進み,冬休みから3学期にかけて定着させて…という1年を過ごしてきます。それができなかったのが,現在の2年生です。

2桁のひき算の筆算を1問解くためには,一の位が引けるかどうかの判断・繰り下げるために十の位を1減らす計算・一の位の計算・十の位の計算…といくつもの手順(1年生で学習した基礎的な計算)を踏まなければなりません。その一つ一つが,「できるけれど時間がかかる」という状態だったらどうでしょう。億劫に感じることと思います。

基礎的な計算の練習も取り入れながら,ひき算の筆算を頑張っていきましょう。

前回の「ドラゴン桜2」でも出てきた「数の暗黙知」…身に着けて進みたいものです。

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