のびっこクラブ 11/5

今月は、言葉遊びを楽しみながら、小さな「や」「ゆ」「よ」(拗音)のつく言葉にふれていきます。

今回は、「さかさことば」です。

「わ(は)ちにんこ!」と呼びかけると、みんな???

何回か言うと、首をひねりながらも、「はんたいことば!?」という声をあげたお子さんが出てきたので種明かし。

黒板に「こんにちわ(は)」と書いて、下から読んで確認しました。

そのあと、上の写真の様に、絵カードと平仮名カードを提示してから、
「第1問!さかさまにすると軽くなるもの、なあ~んだ?」
という問題を出しました。さあ、答えは…?

これは、これまで耳で聞いて覚えてきた「言葉」が、実は、一音一音の音の連なりで構成されているものだということを文字で視覚的に確認する作業です。これができてこそ、平仮名の表すところが分かり、「しりとり」や「かるた」を楽しめるようになります。

また、耳から覚えた言葉には「聞き間違い」をしたまま覚えてしまっている言葉もあります。
1年生の平仮名練習をしていると、洗濯機を「せんたっきー」、自転車を「じでんしゃ」など、耳で覚えて発音してきた通りに書いて、訂正されたときに初めて覚え違いに気付くということもしばしば。「惜しい!」という言葉などは、3年生くらいまで「ほしい!」と言うお子さんが見られます。これは、漢字になると改めて間違いに気づく言葉ですね。(かくいう私も某メーカーのヨーグルトのCMで聞いていた「シロタカブー」が、文字で見たら「シロタ株」だったときには驚きでした。)

音と文字と言葉をつなげてくれる昔ながらの「しりとり」や「かるた」、「さかさことば」や「回文」など、空いた時間にできる楽しい遊びです。脳みそがフル回転します。ぜひ、ご家庭で楽しんでみてください。

〇次回の学習は、11月19日(金)の午後2時10分から2時40分の予定です。
(11月12日は「のびっこクラブ」はお休みです。小学生の「のびっこ学習教室」のみの実施となります。)

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