のびっこクラブ~ひきざんに挑戦!~3/1

いよいよ3月。
そこで、「ひきざん」にも挑戦してみました。
引き算は、足し算と比べて難しく感じます。それは、減らした分は見えなくなってしまうことや、プリントされたヒントの挿し絵は消えてなくならないことにも、その一因があるのかもしれません。
そこで、今回は、手作りの「10玉そろばん」を使って、ひきざんに挑戦しました。
「はじめに8こ 3つへらすと のこりはいくつ?」というように、引き算の式に言葉、そして玉の数を合わせて動かすと、すぐにやり方が分かってきました。さすがです。慣れてきたら、「10玉そろばん」からイラストへ。
小学生になったら、脳内処理できるようになることが最終目標ですが、まずは、実際に数量の感覚を養うことや、日常で引き算の場面をたくさん経験しておくことが大切だと思います。
また、計算に指を使う癖をつけたくない、という方もいらっしゃいます。そのため、幼児には「10玉そろばん」や積み木などの具体物を使って考えるようにしていますが、指を正しく数えられる力をつけておくことも大切です。「1・2・3…」と1本1本指を数えなくても「3」と言えば指を3本出せることや、7本の指を見て、数えなくても「7」と分かることなどは、大切な力となります。指は常に身に着けている「10玉そろばん」とも言えます。上手に動かせるように、指遊びもたくさんしておきましょう。