素地づくり!
小学生のお子さんの算数指導のなかで,予習の効果を知りました。
はじめは授業の復習やできなかったところの補習を行っていましたが,途中から学習時間を延ばしたこともあって,予習を取り入れてみました。すると,学校での算数の授業の内容がよく分かるようになり,担任の先生にも褒められて自信がついたようです。何より,本人がとてもうれしそうでした。
このお子さんには,予習をしてから授業に臨むことが大変効果的でした。「予習は,授業に臨む素地づくり」になった感じです。
年長のお子さんの指導では,数の概念や数量の感覚を時間をかけて指導してくることができました。学校で1年生の担任をしていたときには,こんなにゆったりとした指導はできませんでした。
ゲームやトランプなどで楽しく,また,スモールステップのプリントで少しずつ概念を広げてきましたが,分かったときやできたときの笑顔が素晴らしく,一緒に学ぶことがとても楽しかったです。4月には,おはじきやドッツカードを使って数の分解と合成で遊び,5月の算数の授業に備えていく予定です。
算数の学習に取り組むための素地づくりです。