いろいろな体験を積もう!
幼稚園さん,保健センターでの最初の授業では,鉛筆の持ち方の指導を行いました。洗濯ばさみで指の運動をしてから,鉛筆を持つようにしました。

ちょうど一昨年の今ごろ,笹田哲先生(神奈川県立保健福祉大学リハビリテーション学科教授・NHK「ストレッチマン」の番組企画委員)の書字指導についての講習会に参加しました。小学校で「できない」「やらない」お子さんが,「どこに困難を抱えているのか」「どうすれば,できるようになるのか」を,幼稚園・保育園・小学校などのたくさんの現場をもとに研究されている先生です。
そのご指導のなかには,洗濯ばさみでの指のトレーニングをはじめ,テーブルふきによる腕の動きなど,日常生活のなかでできるものがいくつもありました。
子ども達には,日常生活のなかで,体や知恵を使った活動をたくさんしてほしいと感じます。着眼点を変えてみると,遊びの中で,お手伝いの中で,園や学校の生活の中で,多様な体験ができることが分かります。