のびっこクラブ 6/21の学習

6から10の数の学習をしました。

今日は,音に6から10の数を対応させる活動から始めました。音は,そのままではあとに残らない難しさがあります。

まず,音に合わせて,ボールを10のケースに入れていく学習では,7で音を止めると「3個残った!」という声が出てきて,自然と10に対しての補数に気付く様子が見られました。

音に合わせて指を立てながら数を数えることも練習しました。指を使うと,「5といくつ」の感覚が養われていきます。まだ,指を立てただけでは数が分からず,もう片方の手で実際に指を触って数え直す様子も見られました。1年生でも,指を使うのに,自分のあごで指を一つ一つ触って数え直さないと数が分からないお子さんなども見受けられますが,指を立てただけでいくつを表しているのかが分かるようにしていきたいです。

カードは「ちびむすドリル 数字カード」より作成

書字の学習は,6から10の数字を書きました。真剣に一生懸命に書いていました。素晴らしいのは,うまくできないときに,それをそのままにしないこと。超難関の「8」を書いたり消したり…。それでもできないと「先生書けません。」と自分から補助を求めにきました。書けないお子さんには,一人一人手を添えて一緒に書きました。まだまだ,それで十分です。鉛筆の持ち方や手首の動かし方,いろいろな線がひけるようになる感覚の発達など,今は,就学するまでの基礎づくりです。「書ける」「書けない」ではなく,一つ一つの作業がトレーニングだと思って,頑張っている様子をほめてあげてほしいと思います。

喜楽研 原田善造 「どの子もわかる算数プリント1-①」より

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