楽しく学ぼう!
「好きこそものの上手なれ」
手指のトレーニングや書字の学習をするときには,練習ばかりではなく,「文字が書けるって いいね!」という体験をさせたいものです。
「楽しい」「やってみたい」「できてうれしい」というようなポジティブな心で学んだことは,どんどん吸収されていくように思います。

年長さんの男の子が,手指のトレーニング・書字指導・板書視写のトレーニングを兼ねて,お楽しみで作っている「きょうりゅうずかん」です。
ここでは,多少の文字の間違いや乱れなどにはふれずに,学んだ事を使って楽しめることを1番に考えて取り組んできました。いろいろ教えてもらって,私も,少し恐竜に詳しくなりました。(すぐに忘れたり間違えたりしますが…。)

「きょうりゅうずかん」1ページ目は,やっぱりティラノサウルス。
昨日は,「きょうりゅうずかん」を見直しながら,字が上手に書けるようになったことを本人が自分で確認していました。この半年間の本人とおうちの方の頑張りは素晴らしかったので,ぜひ自信につながってくれるとうれしいです。(恐竜図鑑の台紙のクオリティも…。)
園児の指導は,学校の授業の内容や進度,成績などを気にせずに,ゆっくりと時間をかけて,お子様に合わせて進められるのがうれしいです。ぴたりとくる教材を見つけるまでに時間がかかることもありますが,「学ぶこと」「できるようになること」は素敵なことなんだということを伝えられるようにしたいと考えています。