「良薬は口に苦し」?

11月の国語では、3年生や4年生が「ことわざ」「故事成語」「慣用句」といった言葉の学習をします。
新たな言葉との出会いであるとともに、先人の知恵を学ぶ機会でもあります。
そして、それまで何気なく聞き流していた「知らない言葉」が分かるようになった自分にも気付いてほしいです。どんどん使っていきましょう。
さて、先日、算数のテストで、立式も解答欄の答えも合っているのに、「答え ●●m」の「m(メートル)」の書き方が一筆書きになっていなかったために、バツになっていたお子さんがいました。(普段のノートで指摘してくれればいいのに…何も、思考力、判断力、表現力のテストで✖にしなくてもよいのでは…。)とも思いましたが、(もしかしたら、先生はそれまでに何度か注意していたのかもしれない。)と思い直し、がっかりしていたお子さんと、「今は、m正しく書いてるね。『良薬は口に苦し』だね。」と話しました。ことわざに置き換えると、状況を客観的にみることができて気持ちが前向きになれる時があります。相手への反感を積もらせることより、自分を高めることへ意識を向けさせたいものです。よし!次回は、文句のつけどころのない答えを書けるようになっちゃいましょう!どんどんお手伝いします。